ツルツルとデコボコ

台風13号の影響(えいきょう)で、多摩川の水の量はいつもよりもずっと多く、ガサガサをして遊ぶ場所もたっぷりと水がかぶってしまいました。

川の水の量が増えると流れる早さも早くなります。すると川にすんでいる小さな魚やエビ、泳ぐ力の弱い魚は、レレレレレ・・・と流されてしまいます。そのときに写真のような木や草でできたデコボコの水辺や、入り江のようなところがあるとこれらの生き物は避難(ひなん)することができます。とっても大切なかくれ場所になるわけね。


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ところが、下の写真のような場所ばかりだったとしたらどうでしょう。ツルツル、ツルツルとひっかかる場所もなく、かくれる場所もなく、小さな魚たちはあっという間に東京湾へ・・・・。てなことになりかねません。水辺の草や木や入り組んだ場所は川の生き物にとって、それはそれは大切な場のなのでござるよ。こういう場所をのこしてあげたいね。


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