お魚は少なめ・・・

それほど日差しもなく水辺遊びにはちょっと肌寒い感じでしたが、5月の水辺の楽校遊びの日は無事終了しました。今日はお魚のすみかづくりと水辺ガサガサ、水辺の原っぱビオトープ池づくりの3本立て。

竹の枝を使った「魚のすみか」は、44本準備してほぼすべてを板チョコ護岸のブロックの隙間に沈め、あとは小魚たちが集まってくれるのを待つだけ。この「魚のすみか」は通称「タケボサ」といいます。魚を食べるカワウからのかくれ場所として、またエビや小魚たちのすみかとしてきっと利用してくれると思います。

1枚目の写真はお母さんと一緒に「タケボサ」をつくる子どもたち。2枚目の写真は作ったタケボサをブロックの間に沈めているところ。そして3枚目の写真は沈んだタケボサの水中写真。一緒に作業をしてくれたミヤちゃんのお父さんが撮影してくださいました。どうもありがとうございます。何となくいろいろな生き物が集まってきそうな感じでしょ?



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お魚のすみかづくりのあとは、いよいよ今年初めての水辺ガサガサ。水ぎわの草の生え方や入江の形からきっと生き物が多いだろうなぁ、と期待していたのですが、ちょっと少なめ。おととい降った雨のせいで、少し水温が低かったので、お魚たちは少し深いところに行っていたのかもしれません。それでも、ギンブナ・オイカワ・シマドジョウ・ドジョウ・コオニヤンマ・ハグロトンボ・サナエトンボの仲間3種類くらい、テナガエビ、スジエビ、ミナミヌマエビをつかまえ、みんなで観察。今回、タケボサも沈めたことだし、次回のガサガサではもっといろんな生き物が見つかると思うよ。



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ガサガサのあとはお昼ゴハンをはさんでビオトープいけづくり。今回でやっと穴掘りが終わりました。次回は池の底を粘土で固めて砂をしき、少し水草も植えてみましょう。どんな池になるか、楽しみです。

明日のこどもの日は、鎌田児童館での「こどもの日スペシャル」に水辺の楽校水族館を展示します。今日とれたエビやヤゴ、ドジョウもみんなに見てもらおうと思います。鎌田児童館と仙川の間の道路を会場にして、お昼から午後3時まで展示しています。見に来てね。