冬は新しい命がまぶしく見えます

この季節のホタル園は、掃いても掃いてもってことばがピッタリ。

お掃除してる頭の上から、鳥のさえずる声と共にハラハラと落ち葉が舞って来ます。

でも今日は新しい命のために、部分的ではありますが土が見えるところまでちょっと頑張って落ち葉を掃いてみました。

落ち葉で覆われていると日が当たらないので。

そうしたらなんと、福寿草の新芽が土から顔を出していました。



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た?くさん地面に散らばっているドングリも、よ?く見ると中に小さな芽が出ている運のいい子がいます。



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自然の力はたくましいですが、頑張って芽を出しても、たくさんの落ち葉の間から顔を出すところまで芽を伸ばして行けるかは微妙。

やっぱり人の手がちょっと加わることで、救える命ってあるんじゃないかなと思ってみたり。

なんか、今日はいつもよりいいことしたって気持ちに、勝手にさせてもらうことができたお掃除になりました。

これ、キチジョウソウ(吉祥草)の実だそうです。

花が咲くと縁起がよいといわれてこの名がついてるそうですが、花のなくなる時期に咲く貴重な存在だからなのかな?



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年の瀬の12月27日、縁起のいい花が実った姿に出会えて、来年が実りあるいい年になるような気がしてきました。

皆さまのご多幸を吉祥草に祈願しつつ、どうぞよいお年をお迎えください。