「もっとステキな岡本公園かいぎ」第1回を開催しました
9月25日、岡本公園にてプロジェクトの一歩目である「もっとステキな岡本公園かいぎ」第1回を開催しました。参加者33人のうちほとんどが、普段から岡本公園を利用している方たちでした。
手前側は誰でも随時参加できる「あそびカード」コーナー。雨天決行だったのですが、とてもいい天気で公園で過ごすには最適な日になりました。
近隣に暮らしている岡本町会の方、ラジオ体操を毎朝している方、いつも公園で遊んでいる親子さん、地域の施設にお勤めの方、ハンディキャップのある方、子どもたちのあそび場を運営しているNPO,地域の緑地の管理運営などをしている財団の方や、たまたま訪れていた方など、多様な方が集まってくださいました。
「誰もが使いやすい場所づくりの専門家」である宮地成子さんのお話
最初に、都立砧公園の「みんなのひろば」の開設にも関わってこられた、プレイスの宮地成子さんのお話を伺いました。
誰でも遊べる遊具を設置してみたあとで、実際に現場で起こったさまざまな出来事や、訪れた人に気づいたことを書いてもらう工夫などお話しくださいました。公園を「みんなの」公園にするためには、そこの場にこうして集ってくださるみなさんが大切なんだろうなと感じました。
宮地さんがお誘いくださった長田麻希さん。視覚障害をお持ちで、「日本ユニバーサルレジャー協会」という団体で、当事者と健常者が遊びを通じて理解を深める活動をされているそうです。当事者の立場からの公園利用についてお話しくださいました。
宮地さんのお話を受けて、アメリカオレゴン州のポートランドでNPOシティリペアの活動に参加していたNPOせたがや水辺デザインネットワークの村上優も、海外での公園や、住民参加のまちづくりの話をしました。
地図を持ってそれぞれが公園を見て回りました
地図と鉛筆を持って、公園をまわって、意見やアイディアを書き込んでいきます。
生態系保護のため、普段は施錠されている「ほたる園」の中も見学。せたがや水辺の楽校で緑地の管理整備をしている千條礼奈斗が植生について説明をしました。
公園を見て回ったあと、みなさんで話しをしました。
参加の方ひとりひとりにマイクを回してお話ししていただきました。
最後は一日中記録を担当してくださった関美穂子さんにグラフィックを見ながらまとめていただきました。
グラフィックレコーディング
今回のかいぎでは、全体を通じて、ビジュアルファシリテーターの関美穂子さんにグラフィックレコーディングをしていただきました。
あそびカード
岡本公園の一角に、かいぎの間中、随時だれでも参加OKのあそび集めをするコーナーを作りました。岡本公園でのあそび、今やっていること、これからやってみたいこと、を自由に描いてもらいました。
また、岡本公園でお会いしましょう!
次の「もっとステキな岡本公園かいぎ」は12月18日(日)です