3月3日(日)10:00~ 多摩川清掃&生きもの観察ビンゴ&なんでも焼き

まだまだ寒いですが、枯れ草が刈られてすっかり丸坊主になった原っぱも、もう少ししたら青々した美しい緑が一面に広がる多摩川に変わります。

かわいらしい草の芽が顔を出し始める今、観察ビンゴゲームをしながら多摩川のお掃除をします。

東京ではあまり見かけなくなった珍しい植物など、いろいろがまだ残っている貴重な原っぱでもあるんです。



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カワラサイコ(河原の在来種。詳しい人にとってはエ?!という代物らしい)



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カントウタンポポ(今見かけるタンポポのほとんどは外来種のセイヨウタンポポ)

また、普段なかなかできないチャレンジができたり、都会の中で生きものたちと出会える貴重な場であることが多摩川の最大の魅力。

だからここのお掃除は、ただのお掃除ではないんです。

思わぬところで生きている生きものと出会えたり、そのおもしろい生態を知るきっかけになったり、たくさんの副産物がある貴重な時間。そんな言い方が適切かな?

ゲーム感覚で遊びながらお掃除するのか、お掃除しながら遊ぶのか。(もちろん大人も)

チャッチャと作業が進まないのはさておき、お手入れをしてあげることで、この場所の魅力が再発見できます。



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虫の寝床づくり。どんな生きものがすんでくれるかな?(以下去年の多摩川清掃の様子)



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出来立ての虫の寝床の中で、遊びながら生きもの観察する子どもたち。



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作業の後は、持ち寄った食材で何でも焼き

子どもたちが自然とふれ合う遊び場づくりを、地域みんなで進めてきました。

どんどん楽しい場所になるにつれ、多摩川の原っぱに遊びに来る子どもたちも日常的に増えています。

中には「ボクが遊びに来ました!」と言わんばかりに、遊んだ痕跡を残して行く子も…。汗

結構嬉しい悲鳴なんですが、場づくりと人の利用と場の維持は背中合わせのものですね。

市民と行政、利用する人と管理する人が分かれているのが通常の形ですが、なぜか何かにつけて問題が起こりやすい世の中になってきてしまいました。

この原っぱは、「自分の責任で自由に遊ぶ」場として地域みんなで維持管理して行くこと、子どもたちが活動する地域資源は、地域みんなで手入れし見守り大事にすること。

そんな気持ちが育まれる小さなきっかけになる場でありたいな?と願っています。