草刈りすれば・・・

多摩川の土手(どて)は年に数回、草刈り(くさかり)をします。ボーボーにのびてしまった草は見た目が悪いと言う理由(りゆう)もありますが、枯れ草となった草むらでたばこの投げすてやたき火の火が飛び散(ち)って、思わぬ火事にならないようにするためです。

せっかくのびて、花が咲いているのに・・・、とも思います。また、チョウチョやそのほかの小さな虫たちのすみかもなくなってしまう、と言うこともあるかもしれません。

でも、草刈りをすることで、新しい植物(しょくぶつ)がはえてくるきっかけにもなるのです。写真は草を刈ったあとに花を咲かせたハナニラの一種(いっしゅ)。背の高い草におおわれて、なかなかつぼみを持つことができなかった小さな花たちが、草刈りによって日が当たるようになり、花をさかせたのです。

のび放題(ほうだい)にしておくのは自然環境(しぜんかんきょう)のためにはよいかもしれませんが、人の手によって管理(かんり)される場所にもそれぞれの自然がなりたっている、と言うことね。草を刈る前と刈ったあとの土手やグラウンドのようすを観察してみてはいかが?


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