ゲンゴロウブナ・カワチブナ・ヘラブナ・・・

ヘラブナというお魚がいます。しゃもじの「へら」のように平たくて大きなフナのことです。でも正式な名前(和名:わめい)はゲンゴロウブナ。またの名を養殖(ようしょく)の盛んな地名をつけて「カワチブナ」とも言います。

お魚にはいろいろな名前が付きます。アユも正式にはアユだけど、1年しか生きられないので「年魚(ねんぎょ)」と言ったり、キュウリのような独特(どくとく)な香りがするので「香魚(こうぎょ)」と言ったり・・・。

で、このヘラブナ。釣るのがとっても難しいのだそうだけど、奥が深くとってもおもしろいのだそうである。釣りは「へらに始まり、へらに終わる」という人もいます。つまりヘラブナを釣るためにいろいろ苦労をして釣りがうまくなり、アユ釣りや渓流釣り、海釣りなんかにも手を出すようになるけど、結局はヘラブナ釣りの難しさ、そのおもしろさが忘れられず、またヘラブナ釣りに戻ると言うことだそうな(タブン)。


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あのアユ釣り名人の谷津田さんも、アユ釣りが禁漁(きんりょう)になり、最近はヘラブナ釣りに・・・。これがまたじょうずなんだな。他の人がだぁ~れも釣れないのに、この日は3匹もゲット。25センチほどの大きくてきれいなヘラブナでした。ね、しゃもじのようでしょ。


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