鎌田のどんど焼き

「どんど焼き」、「どんどん焼き」、「どんと祭(さい)」と地方によって、いろんな呼び方があるけど、世田谷区鎌田ではどんど焼き。地元の冬の風物詩(ふうぶつし)になっています。今日せたがや水辺の楽校の原っぱで、このどんど焼きがありました。

多摩川の河原にはえている、背の高い草のオギやヨシをたばねて積み上げ、高い塔(とう)のようにして火をつけます。年々この草が少なくなってきて、集めるのが大変らしいです。地元の町内会の人たちがきれいな塔を作ってくださいました。

今年のどんど焼きも雲ひとつない快晴。大勢の人たちが集まってきました。点火して5分もしないうちに塔は燃えつきてしまったけど、そのあとの残り火でおモチを焼いてたべました。

ちょっと離れたテニスコートでテニスをしていた人たちが、「火事だぁ~!」と言ってあわてたそうです。確かにこの火柱はすごいよね。どんど焼きのほのおは、今年もみんな病気をしないで、たのしくくらせますように、との願いがこもっているのだそうですよ。



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