120人の子どもたちがアユを食らう

こちらも台風で順延になっていた、玉川小学校5年生の「多摩川のアユを知ってアユの塩焼きを食べる日」。ほぼ3週間おくれでやることができました。あいにくと今日も雨・・・。まず教室でアユの生態(せいたい)と多摩川のアユの歴史についてお話しをし、その後で屋根のある場所で炭火焼きにしたアユ約120匹を5年生3クラスのみんなが教室で試食。ほとんどの子どもたちが身はもちろんのこと頭からシッポ、背骨まで残すことなく完食(かんしょく)。先生のお話では、給食を残す子も今日のアユは骨まで食べたそうな・・・。いやぁ~うれしいねぇ。中には「長良川で食べたアユよりおいしかった」とまで言ってくれる男の子も・・・。へへへへ。

炭火焼きにすると、川の臭いも消えてアユ独特の良い香りだけが残るようです。炭の力はすごいなぁ~、とこちらも感心。

今日、みんなに食べてもらったアユは、今回もすべてアユ釣り名人の谷津田(ヤツダ)さんのおじさんに投網(とあみ)や釣りでとってもらったもの。子どもたちに食べさせるのなら、と大切に冷凍保存していたアユをぜーんぶわけて下さいました。おじさん、ほんとうにありがとうございました。おかげで子どもたちは良い体験ができたようです。

子どもたちは地元を流れる多摩川のアユについて、これまでにいろいろ勉強してきたのだそうです。今日、多摩川のアユの味を知って、このおいしい多摩川のアユを守るためにはどうしたらよいのかをみんなで考えていくのだそうな。3月にもう一度みんなのお話を聞きに学校をたずねます。たのしみ・・・。



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