マンジュシャゲ

17日のブログに「草を刈(か)ったら・・・」と言う記事をのせましたが、川のそばの草刈りあとにも真っ赤なヒガンバナが咲(さ)きました。別名(べつめい)をマンジュシャゲといいますが、これは古いインドの言葉で「赤い花」という意味。

今日9月23日は「お彼岸(おひがん)」。このお彼岸のころに花を咲かせるので「ヒガンバナ」というのだそうですが、ほかにも「シビトバナ(死人花)」とか「ゆうれい花」などあまりいい名前がつけられていません。地面からニョキッと顔を出すハデなすがたを日本人はちょっとブキミに思っていたのかもしれませんね。

ヒガンバナは「アレロパシー」と言う化学物質(かがくぶっしつ)をもっています。このアレロパシーはほかの植物が育つのをおさえるそうです。なので、ヒガンバナの群落(ぐんらく:かたまり)の周りではほかの植物は育たないのだとか。フシギね。

満開のヒガンバナはこの数日間だけが見ごろ。すぐに花は枯れてしまいますので、あわてて見に行きましょう・・・。


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